トップページ > 記事閲覧
T−5
T−5
日時: 2014/08/10(Sun) 10:46
名前: やまねこ
名前: やまねこ
答えは4です。
ハリエンジュは要注意外来生物に指定されています。
今時、緑化樹種として採用していいの?
環境省HPより
ハリエンジュ(Robinia pseudoacacia L.)に関する情報
●原産地と分布
北アメリカ原産、世界各地に分布する。
●定着実績
1873年に導入され、荒廃地の緑化、庭木、街路樹、砂防林、肥料木、密源植物、薪炭材として広く利用されてきた。現在では、全国に分布する。
●被害の実態・被害の可能性
(1)生態系に係る被害
ハリエンジュが侵入した林では、好窒素性草本や、林縁・マント性つる植物が増加するのにともない、群種の種多様性が減少することが報告されて(文献8)。
猪名川中流域では、ハリエンジュが過去19年間に急速に分布を拡大し、潜在自然植生であるエノキ−ムクノキ群集の成立立地を占有していることが報告されている(文献3)。
長野県梓川では、ハリエンジュの増加に伴いヤナギ林やアカマツ林が大幅に減少するとともに、希少植物群落であるケショウヤナギ群落の減少もみられた(文献7、10-13)。
多摩川の永田地区では、ハリエンジュ群落が1977年以降急速に増加し、河原の固有種であるカワラノギク等の減少の要因になっているとして、ハリエンジュの伐採と掘削が行われた(文献1)。
生活力が旺盛で、海岸の松林を駆逐するほどとされる(文献6)。
特定植物群落調査の追加調査では、変化要因の一つとして、東京都多摩川などの河辺植生へのハリエンジュの侵入があげられた。(文献5)。
(2)農林水産業に係る被害
馬などの家畜が樹皮を食べると、中毒を起こす(文献15)。